カナダ・エドモントンの生活費・物価リポート【日本と比較してみた】

カナダの暮らし

はじめに

2024年にカナダ・アルバータ州エドモントンに移住して、日本との物価の違いをあらためて実感する場面が何度もありました。

「カナダって物価が高いんじゃないの?」と思っていた方も多いかもしれませんが、実際は項目によってかなり差があります。

家賃はシェアハウスを選べば意外と安く抑えられる一方で、外食はそれなりのお金を払っても日本ほど美味しいものに出会えないことも(笑)。
また、日本のダイソーのような「安くてクオリティが高い」お店はほぼ存在せず、安さを求めると品質を妥協しなければならない場面も多いです。

この記事では、エドモントン在住の私がリアルな生活費・物価をカテゴリ別にまとめました。
カナダへのワーホリや移住を考えている方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること
・エドモントンの家賃
・食費・交通費の相場
・日本と比べて高いもの・安いもの
・生活費の月額目安

 家賃・住まい


エドモントンに来て最初に住んだのは、家具付きのシェアハウスでした。

家主夫婦が2階に住んでおり、私はベースメントの部屋を借りる形態です。
プライベートバスルームがあり、キッチンは家主とシェア。
家具もすべて揃っていたので、到着してすぐに生活を始められたのはとても助かりました。

家賃:月$650(光熱費込み)

光熱費込みでこの金額は、エドモントンの相場としてかなりリーズナブルだと思います。
エドモントンの冬は-40度近くまで下がることもあるため、暖房費が高くなりがち。
光熱費込みの物件を選ぶのは賢い選択です。

エドモントンの家賃相場(目安)

種類 月額目安
シェアハウス(光熱費込み) $600〜$900程度
1ベッドルーム $1,200〜$1,600程度
2ベッドルーム $1,600〜$2,200程度

カナダの中でもバンクーバーやトロントと比べて、エドモントンは家賃が安めと言われています
特にシェアハウスを選べば、かなりコストを抑えられます。

 食費(スーパー・外食)

スーパーでの買い物

私がよく利用するのはNo FrillsReal Canadian Superstoreです。
どちらもカナダで人気のスーパーで、比較的リーズナブルな価格帯が魅力です。

食費は、月$130〜$200程度(1人分)
自炊を中心にすれば、このくらいに抑えられます。
日本のスーパーと比べると全体的に割高に感じますが、野菜や肉類はまとめ買いするとコストを抑えられます。

外食事情

私の場合、外食は週1回程度で1人分のチップ込みの金額は$40〜$160程度
日本と比べるとかなり高めです。

正直なところ、それなりの金額を払っても「日本ほど美味しい」と感じる場面は少ないのが現実です(笑)。
カナダの外食文化はボリューム重視で、繊細な味付けを求めると少し物足りなく感じることも。

日本食・アジア食材について


日本食やアジア食材はT&TAmartで購入できます。
お米・お茶・醤油などの基本的な食材は普通のスーパーでも手に入ります。

値段は日本と比べると高めですが、カナダの他の食材と比較すると妥当な金額です。
日本食が恋しくなっても、エドモントンであれば手に入る環境が整っているのは嬉しいポイントです。

交通費(車・ガソリン代・バス電車)

エドモントンは車がないと不便

エドモントンは公共交通機関が発達しておらず、車がないとかなり不便な街です。
スーパーへの買い物はもちろん、通勤・お出かけのほぼすべてに車が必要になります。

エドモントンでは車を持たないという選択肢もありますが、公共交通機関の本数が少なく、エリアによっては治安面も気になるところ。
時間と利便性を考えると、やはり車を持っていた方が生活がぐっと楽になります。

駐車場代・州税がかからないエドモントンは、車を持つコストが比較的抑えられる街でもあるので、移住やワーホリを考えている方は車の取得も視野に入れておくことをおすすめします。

車の維持費

項目 金額
自動車保険※ 月$200程度
登録料 なし
税金 なし(アルバータ州は州税なし)
駐車代 なし(路上駐車)

※自動車保険料は、住んでいる場所、性別、年齢、運転歴によって変わります。

アルバータ州は州税がかからないため、他の州と比べて維持費が抑えやすいのが特徴です。
また路上駐車が基本なので、駐車場代もかかりません。

ガソリン代

ガソリン代は、日本と同じように時期によって変動します。
通常時は1リットル$1.20〜$1.50程度ですが、国際情勢の影響を受けて$1.55〜$1.80まで上がることもあります。
こちらも日本と同様、世界情勢に左右されやすい点は頭に入れておきましょう。

バス・電車について

エドモントンにはバスと電車(LRT)がありますが、現在私はほとんど利用していません。
運賃は、$3(90分有効)です。(2026年4月現在)
エリアによっては治安が良くない場所もあるため、特に夜間の公共交通機関の利用は注意が必要です。

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私の場合、最初は車を買う余裕がなかったので
自転車で通える範囲を生活圏にして過ごしていました。
冬はバス、夏は自転車であれば生活費もグッと抑えられます。

娯楽・趣味

エドモントン市民の休日の過ごし方

エドモントンの人たちの休日の定番といえば、モール(ショッピングモール)です。
エドモントンには大小様々なモールがあり、特に冬の厳しい季節は屋内で過ごせるモールが市民の憩いの場になっています。

私自身は人混みが得意ではないので、休日は庭仕事をしたりキャンプに出かけたりと、自然の中で過ごすことが多いです。
エドモントンは少し車を走らせれば大自然に囲まれるので、アウトドア好きにはたまらない環境です。

エドモントンのおすすめスポット

ウェストエドモントンモール(West Edmonton Mall)
北米最大級のショッピングモール。
室内遊園地・室内プール・映画館・レストランなど何でも揃っています。
季節を問わず楽しめるので、観光客にも地元民にも人気のスポットです。

エルクアイランド国立公園(Elk Island National Park)
車で約45分ほどの場所にある国立公園です。
バイソンやエルクなどの野生動物を間近で見ることができ、ハイキングやキャンプも楽しめます。
自然好きには特におすすめです。

ホワイトアベニュー(Whyte Ave)
おしゃれなカフェ・レストラン・雑貨屋・服屋が立ち並ぶエドモントンのメインストリート。
街歩きを楽しみたい方はぜひ訪れてみてください。

娯楽費の目安

娯楽費は過ごし方次第で、大きく変わります。
公園散策やキャンプ(道具があれば)は無料〜格安で楽しめますし、モールでショッピングをすれば当然それなりにかかります。
月$0〜$100程度が目安です。
エドモントンは自然を楽しむ分には出費を抑えやすい街だと思います。

日本との物価比較

日本より安いもの

エドモントンで意外と安く済むのが車の維持費です。
上記で詳しく触れましたが、路上駐車が基本で駐車場代がかからず、アルバータ州は州税もないため、日本と比べてかなり維持費を抑えられます。
また家賃も、シェアハウスを選べば光熱費込みで月$650程度から見つかるなど、バンクーバーやトロントと比べてリーズナブルです。

日本より高いもの

一番高いと感じるのは外食です。
レストランやカフェでの食事は日本と比べてそもそも割高な上に、カナダ独特のチップ文化が加わります。
2人で食事をすると軽く$60〜$120はかかってしまうので、日本のように気軽に外食とはなかなかいきません。

また日本食材も、現地のスーパーで手に入るものと比べると割高です。

月の生活費の目安

項目 月額目安
家賃 $650〜(シェアハウスの場合)
食費 $130〜$200
外食(週1) $160〜$400
車の保険 $200
ガソリン代 $100〜$150程度
娯楽費 $0〜$100
その他(日用品・服飾費など) $500程度
合計目安 $1,800〜$2,600程度

日本と比べると全体的な生活費は高めですが、自炊を中心にして外食を抑えれば、十分に生活していける水準だと思います。

まとめ

エドモントンでの生活を総合的に振り返ってみると、良い点と大変な点がそれぞれあります。

良い点

  • アルバータ州は州税がなく、他の州と比べて税負担が少ない
  • 仕事の選択肢が比較的多い
  • 家探しで苦労しにくい

大変な点

  • 公共交通機関が不便で車が必須
  • 娯楽が少なめ
  • 冬がとても寒く、長い(笑)

エドモントンを選んだ理由

私がエドモントンを選んだのは、税金が安いアルバータ州に住みたかったから
カルガリーは候補に挙がらず、バンフ・キャンモアは季節労働者向けで住む場所を見つけにくく仕事の選択肢も限られていました。
そういった経緯でエドモントンに決めました。

最初は「山もなければ娯楽も少なく、車ばかり走っている街」という印象で、正直この街が好きになれるか不安でした(笑)。
でも自分のコミュニティができて、いろんな人と繋がるうちに、エドモントンがどんどん魅力的に見えてきました。

ワーホリ・移住を考えている方へ

「エドモントンが大好き!ずっと住みたい!」と胸を張って言えるかというと、正直そうでもありません(笑)。
でも生活する上では何も不便はなく、カナダで新生活をスタートするにはハードルが高すぎない、ちょうどいい街がエドモントンだと思っています。

カナダ移住やワーホリの第一歩として、エドモントンはおすすめの選択肢のひとつです。
ぜひ参考にしてみてください!

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