ロンドンの仕事探し【YMS・留学生向け】〜私の体験記〜

YMS・英国留学

ロンドンでの仕事探しは大変です。
私にとって、ロンドンの家探しと同じくらい大変な作業でした。

私の場合、就職活動期間は1ヶ月でした。
そして、その後の転職活動は4ヶ月で次の仕事を見つけています。

今回は私の体験も踏まえて、ロンドンでの仕事探しの基本についてまとめてみました。
参考になれば幸いでです。

ena
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ちなみに最初は日系企業のオフィスで1年、
その後はカフェで働いています。
どちらの仕事も私にとっては良い経験^^

ロンドンでの仕事探し前準備

まずはCVCover Letterの用意をしましょう。
これはロンドンで仕事を探す上では必須となります。
渡英前にもできることなので、前もって自分のテンプレートを準備しておく事お勧めします。

CV(Curriculum Vita)

CVは、日本で言う履歴書のことです。
カナダやオーストラリアなどではResumeといいますが、イギリスではCVと言います。

CVは短く、簡潔に自分のスキルや経歴を書くものです。
CVの内容は主に下記となります。

CVの内容
・連絡先(Contact details)
・自分の情報・要約(Personal statement)
・職歴(Work experience)
・スキル・資格や受賞歴など(Skills and Achievements)
・学歴(Education)
・趣味・興味のある事(Hobbies and interests)

日本の履歴書のように年齢や顔写真を添付する必要はありません。
またCVのテンプレートは検索すれば、無料ダウンロード素材などたくさんあります。

ena
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私はGoogleドキュメントにある
履歴書テンプレートで作成しました。

Cover Letter

Cover Letterは履歴書と合わせて送る挨拶状のようなもので、その仕事に応募した経緯などを記します。
ここでは自分の良さをアピールし、雇用主が自分を採用したくなるような文章を書きましょう。
また、派遣や職種によっては必要ない場合があります。

Cover Letterの内容は主に下記となります。

Cover Letterの内容
・どのようにその仕事を見つけたかなど(Introduction)
・自分が、なぜその仕事に適しているか(Show you’re right for the job)
・追加情報(Give extra information)
・締めの言葉(Ending your cover letter)
・Yours sincerely など
Cover Letterを書く際は、その企業のリサーチを行いどれだけ熱心にそのポジションで働きたいかをアピールしましょう。

こちらもサンプルやテンプレートがネット上にたくさんありますので、参考にしてみると良いかと思います。

ロンドンでの仕事の探し方

職種によって探し方は異なるかと思います。
私の場合はエージェント(派遣)に登録し紹介を受けるか、もしくは求人を見つけ直接応募するかでした。

派遣の場合

下記の日経エージェント4社に登録し、日本人を探している企業を紹介してもらいました。
いずれも日本人の担当者とやりとりをしていました。

Center people
JAC
Access Appointment
People first

直接応募の場合

下記のWebサイトより求人を探していました。

MixB(日本人のコミュニティサイト)
Indeed(イギリスで最も利用されているジョブサーチのサイト)
Linked in(ビジネス特化型のSNS)
各企業のWebサイト

オファーまでのプロセス

オフィス業を探していた時はエージェント(派遣)から紹介してもらい、
またサービス業で仕事を探しているときは、企業(店舗)と直接連絡を取るという2パターンでした。

派遣の場合(オフィス業)

派遣の登録

登録面談(派遣会社の担当の方と)

企業への推薦

企業との面接

(企業によっては2次面接)

内定(オファー)・入社

直接応募の場合(サービス業・飲食業)

応募

面接

トライヤル※

採用(オファー)

※トライヤル(Work trials)とは試用期間のことで通常1~3日間と言われています。
また、基本的にトライヤルに給料は発生しません。

体験記とアドバイス

最初はオフィス業を探していて、渡英1ヶ月前から就職活動を始めました。

渡英前に日経の派遣会社4社に登録し、日本から派遣の登録面談も実施。
その後、推薦した企業とも何度か日本からZoom面接を行いました。
(当時はコロナ禍ということもあり、対面面接をしている企業はほとんどありませんでした。)

派遣会社の提示する求人の中で気になるポジションはたくさん応募しましたが、返答が全くないものもありました。

この時、感じたのが「希望のポジションと同じ内容がCV上にないと、面接までつながらない
私の場合は、日本でのオフィス業の経験はありましたが「人事採用のアシスタント」という仕事をしていたため
アドミンやマーケティングといった求人の企業からは一切応答なしでした。

派遣会社の方からは、「カスタマーサービス」や「営業」のポジションを紹介されていました。

ena
ena

どの職種でもアルバイト経験も含め、
多少は誇張したCVを作成すること
面接につながるポイントかなと思います。

仕事が見つかったのは渡英してから1週間後、就職活動を始めて1ヶ月を過ぎた頃でした。
正直いうと、渡英前に見つける目標だったため、最後は焦って決断したところもあります。
結局、良い求人はタイミングとなります。

ena
ena

人によっては就職活動は3ヶ月〜6ヶ月もかかっています。
渡英前から仕事を探すのであれば、
3ヶ月前からでも良いかなと思います。

FAQ

Q. どの派遣会社が良いですか?

A. 結局どの派遣会社も担当の方次第になるので、一概には言えません。
最初の登録面談の際に自分に合うか合わないかは、ご自身で判断できるかと思います。
また求人の掲載数は、どの派遣会社も十分にあります。

Q. スーツは必要でしたか?

A. 私は使いませんでしたが、オフィスの仕事を探しているのであれば念のため持ってくると良いかと思います。
イギリスだと、自分に合うサイズを見つけるのも大変かと思います。

Q.ビザの期間はどのくらいあれば良いですか?

A. オフィス業務の場合は、ビザの期間が1年半以上ないと採用されづらいです。
派遣会社によっては、1年を切っていたら相手にもしてくれません。

また、飲食業やサービス業の場合は、ビザの期間についてはそこまで重視していない印象でした。
転職先のカフェでは、ビザの期間が1年を切っていても採用してもらえました。

ena
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仕事もロンドンで暮らす上で、大事な選択な一つです。
焦って仕事を決めないように、
貯蓄はしっかり準備した上で仕事探しすることをお勧めします。

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