オランダのアムステルダムといえば綺麗な街並み、チューリップ、運河そしてアートなど見どころ満載な街です。
今回はアムステルダムのおすすめのお土産について、実際に行った私がご紹介します。
アムステルダムには美味しいお菓子からおしゃれなもの、また可愛らしいものまで幅広い種類のお土産があります。
・アムステルダムの定番お土産から珍しい物まで
・アムステルダムのお土産のちょっとした豆知識
アムステルダムのお勧め土産11選
アムステルダムのお勧め土産11選はこちらです。
- ストロープワッフル
- チョコスプレー
- ゴーダチーズ
- リコリス菓子
- トニーチョコレート
- ジンマヨネーズ
- ミッフィーグッズ
- 木靴グッズ
- 自転車グッズ
- デルフト陶器
- リチュアルズ(RITUALS)
それでは、ひとつずつご紹介します。
ストロープワッフル(Stroopwafels)
ストロープワッフルはオランダ発祥の洋菓子のひとつで、丸くて薄いワッフルの間にシロップが挟んであります。
ストロープワッフルは、アムステルダムで焼き立ても食べることができます。
それについてはこちらの記事をご覧ください。
ストロープワッフルは、お土産としても大人気なお菓子です。
お土産で買った場合は、焼き立てとはまた違う楽しみがあります。
それはコーヒーや紅茶などの温かい飲み物を入れたカップの上に乗せ、温めて食べるというもの。
薄い生地に挟まれたキャラメルが温められ、溶け出します。
そのまま食べても十分美味しいですが、ご自宅でもその美味しさを味わってみてください。
チョコプリンクル(Hagelslag)
オランダの定番の朝ごはんの一つで、チョコスプリンクルが乗ったトーストがあります。
これは、オランダ語でハーゲルスラグ(Hagelslag)と言います。
食べ方はバターを塗った食パンに、このチョコスプリンクをかけるだけです。
このチョコスプリンクルのパリパリ(?)とした食感は病みつきになります。
スーパーには多くの種類があり、値段も高くはありません。お勧めです。
ゴーダチーズ(Dutch Gouda Cheese)
オランダは国土の小さな国にも関わらず、世界でもトップのチーズ生産国です。
毎年2億キロ以上のチーズを輸出しています。
オランダのチーズ産業の歴史は、1700年代の黄金時代まで遡ります。
オランダは理想的な酪農国で、生産性の高い牛や育てるのに最適な気候を備えてるのです。
そんなチーズの中でもゴーダチーズはオランダ発祥のチーズで、また世界最古のチーズと言われています。
スーパーでも多くのチーズが売られていますが、街の至る所にチーズショップがあります。
いろんな味のチーズが売られていますので、お好みのチーズを見つけてみてください。
リコリス菓子(Dutch Licorice)
アムステルダムに行くと、必ず見かけるこの黒いお菓子。
これは、リコリス菓子(Licorice)です。
アムステルダムは、リコリスの消費が世界一です。
そんなオランダでは、キャンディーやドロップなどたくさんのリコリス商品が売られています。
ちなみにリコリス菓子の原料リコリスとは、スペインカンゾウの根の部分を指します。
スペインカンゾウは天草の一種で、健康に良いハーブとして古くから親しまれています。
しかし、日本では「世界一まずい」お菓子として知られています。
とはいえ、身体に良くアムステルダムをはじめヨーロッパでは大人気のお菓子です。
興味のある方は、ぜひ試してみてください。
トニーズ・チョコロンリー(Tony’s Chocolonely Bar)
ヨーロッパで大人気のチョコレート「トニーズ・チョコロンリー(Tony’s Chocolonely Bar)」。
このチョコレートは、オランダ生まれのチョコレートです。
トニーズ・チョコロンリーは、2005年に設立されたばかりのチョコレートブランドにも関わらず、同国最大のメーカーです。
味はもちろん美味しいこのチョコレートですが、ちょっとしたストーリーがあります。
創設者のオランダ人ジャーナリストのトゥーン・ファン・デコーケンが、西アフリカのカカオ農場で生産されていたチョコレートのほぼ全てが強制労働と関連していることを発見しました。
さらにこの強制労働者には子供も含まれているのです。
他のチョコレートメーカーは、この状況について話し合うことを拒否。
そのため、彼はこの問題に対して行動を起こすことにしました。
そして彼はチョコレート業界から奴隷制度をなくすことを使命とする会社、「トニーズチョコロンリー」を2006年に商工会議所に登録しました。
気になる方は、こちらのサイトをご覧になってみてください。
アムステルダムのスーパーや小売店などでも販売されていますが、アムステルダム中央駅近くに専門ショップがあります。
ここではオリジナルグッズも売っていますので、ぜひ訪れてみてください。
アドレス:Oudebrugsteeg 15, 1012 JN Amsterdam, Nethreland
ジン・マヨネーズ(Dutch Gin Mayonnaise)
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ジン・マヨネーズは、55年以上の歴史のあるオランダを代表するマヨネーズ。
オランダ最大のマヨネーズメーカのザーンセ・マヨネーズ(Zaanse Mayonaise)をベースとしたマヨネーズで、名前の通りお酒のジンが入っています。
フライドポテト、ハンバーガー、シーフード、ピザなどあらゆる料理との相性ぴったりなマヨネーズです。
パッケージもとても可愛らしく、これまたお土産にぴったりです。
ミッフィーグッズ
日本でも人気のキャラクターのミッフィーは、オランダ生まれのキャラクターです。
ミッフィーは、オランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナさんが描いた絵本の主人公でです。
ミッフィーは、オランダでは「ナインチェ」と呼ばれています。
ちなみに作者のブルーナさんはオランダのユトレヒト(Utrecht)出身で、ユトレヒトにはミッフィーミュージアムやミッフィーの信号があります。
アムステルダムのお土産やさんでもミッフィーのグッズは買うことができますが、よりたくさんのミッフィーグッズを選びたい方はアムステルダムのミッフィーショップへ足を運ぶことをお勧めします。
アドレス:Scheldestraat 61, 1078 GH Amsterdam, Netherlands
木靴グッズ(Klompen)
風車やチューリップのように、木靴(Wooden Shoes)はオランダにとってシンボルとして広く知られています。
オランダ語では「クロンペン(Klompen)」と呼びます。
その歴史は、16世紀まで遡ります。
当時は一枚の木材から作られており、実用的で手頃な値段でした。
木靴は耐水性があり、オランダの湿った気候から足を保護し、濡れた地面の上も簡単に移動できるようになっています。
その頑丈な靴は20世紀になっても、農業労働者によって履き続けられました。
そして、現在でも一部の農家や庭師が利用しています。
そんなオランダのシンボルである、木靴グッツはお土産にどうでしょうか。
自転車グッズ
ユニークなお土産をお探しの場合は、自転車グッズなどはどうでしょうか。
アムステルダムに来ると至る所に自転車があり、多くの人々が自転車で移動をしています。
言うまでもなく、アムステルダムの街では自転車が多く利用されています。
お土産屋さんでは、自転車用のアクセサリーやベルなどが売られています。
可愛らしいデザインから、おしゃれなものまであります。
ぜひ自転車のアクセサリーをお土産に買ってみてはいかがでしょうか。
デルフト陶器(Delft Ceramics)
デルフト陶器(Delft Ceramics)は、アムスルダムの人気のお土産の一つです。
デルフト陶器とは、17世紀半ばにオランダの街デルフトで生まれた白地にコバルトブールの絵付けをした食器。
オランダ絵画を代表する、デルフト出身の画家ヨハネス・フェルメールの作品にも現れています。
オランダの黄金時代を彩ったデルフトですが、18世紀にドイツのマイセンがヨーロッパ初の磁気製造に成功すると、その活気を失います。
30以上あった工房はポースレン・フレス社(1653年創設)のみとなりました。
ポースレン・フレス社は「ロイヤル・デルフト(Royal Delft)」と名を改め、現在も伝統的な陶器を作り続けています。
リチュアルズ(RITUALS)
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リチュアルズ(RITUALS)は、オランダのアムステルダム発の自然派ブランド。
日本では手に入りにくいブランドです。
”上質な香り”から安らぎと幸福感感じてほしいという願いから、多くの上質な商品を販売しています。
特に、女性へのお土産に喜ばれるでしょう。
ボディケア商品から、アロマキャンドルまで豊富な種類の商品があります。
ぜひ、お店に立ち寄ってお気に入りの香りを見つけてください。
アドレス:Stationsplein NO 141B-C, 1012 AB Amsterdam, Netherlands [地図]
※ショップは空港を含む、いろんなところにあります。
まとめ
他にも美術や風車など、さまざまなもので有名なアムステルダムです。
お土産はいろんな種類がありますので、お土産選びに困ることはないかと思います。
ご自身にぴったりのお土産を見つけてみてください。
ちなみにチューリップの球根などもお土産として多くありますが、日本に持ち帰る場合は検疫が必要となりますのでご注意ください。